06 Interview

社員インタビュー&1日のスケジュール
1992年入社
石川 千恵子
建設工事部・リニューアル課
2024年入社
松田 一翠
建設工事部・リニューアル課

現場に女性がいなかった時代に、現場監督に憧れ入社。悔しさをバネに努力した。

入社を決めた理由は?

石川 :高校の先輩が沖縄で初めて女性の現場監督になった方で、話を聞いているうちに現場に興味を持ったのがきっかけですね。現場監督に憧れて國場組に入社しましたが、当時は現場に女性がほとんどいない時代でした。昔の男社会、なんで女の人の言うことを聞かないといけないのかという感じで話も聞いてくれず、風当たりは強かったです。自分もまだ実力も経験もなかったので言われるがままでしたが、内心では負けるもんかと思って頑張っていました。

松田 :私は、沖縄の地域社会に貢献したいという思いから、県内でも高い技術力と豊富な実績を持つ國場組に決めました。建設業というと、厳しくてちょっと怖いイメージがあったのですが、皆さんとても優しく接してくれて、分からないことも丁寧に教えてくれて、困っている時はすぐに声をかけてくれるなど、あたたかい職場だなと感じています。

時代と共に、女性が働きやすく
長く続けられる現場に変わっていった。

働く環境は?

松田 :現場に初めて行った時は緊張しましたが、職人さんたちは一見怖そうだけど、段取りや材料のこととか教えてくれて優しかったです。

石川 :一翠さんは職人さんからすると子や孫みたいな感じで可愛がられるし、怪我をさせちゃいけないって相手が気を遣ってくれるよね(笑)。
今は建設業界で働く女性が増えてきて、現場の意識も環境も昔とは全然違います。働きやすくなっていると思いますよ。女性監督の指示や話も聞きますし、言葉遣いも丁寧になりました。女性ではなく1人の監督として見てくれるようになったと思います。
また、昔はお客様の中でも女性は信用できないという人もいましたが、今は特に内装工事など女性だから言いやすいという方も増えてきました。偏見を乗り越え、ここまで来たのは積み重ねです。お客様の要望を聞いて、一つひとつ誠実にきちんと対応していく。そうすると信用してくれる。信用されると周りの目も変わってくる。誠心誠意やり続けることが大事なんだと思います。

松田 :千恵子さんは周りへの気配りが行き届いていて、お客様や職人さんとの関係をすごく大切にしている方だと思います。私も千恵子さんのようにコミュニケーションを取れるようになりたいです。
また、國場組は女性が安心して働ける環境が整っていると感じます。産休や育休はもちろん、柔軟な働き方をサポートする制度も充実していて、私も将来的には、それらの制度を活用して長く働き続けていきたいです。

リニューアル工事で最も大切なのは
施主とのコミュニケーション。

現在の仕事内容は?

石川 :現在は大型商業施設のリニューアル、改修工事を担当しています。リニューアルの場合は、見積もりから現場の確認、完了書類、請求書、報告書を出すまで基本的に全て一人でやります。1日に複数の現場を回り、お客様に呼ばれたら出向いて、夕方事務所に戻って事務作業と毎日忙しいですが充実していますね。リニューアル課は直接施主とのやりとりが多いので、一番大事なのはコミュニケーション。丁寧に話を聞いて、施主の希望に添えた時はやりがいを感じますね。

松田 :今は一級建築施工管理技士の資格試験が近いので、他の新入社員と一緒に毎日勉強しています。会社が資格取得に力を入れていて、実際に資格を持っている先輩方が教えてくださるので実践的に学べます。勉強以外の時間は千恵子さんの業務サポートで現場に行ったり、書類作成をお手伝いしたりしています。

先輩や職人さんが教えてくれるから安心。
現場で活躍する女性が増えていくとうれしい。

これからの目標、学生へのメッセージ

松田 :まずは、一級建築施工管理技士の資格を取得すること。現場で多くの経験を積んで、将来的には大規模な工事や責任ある現場を任せてもらえるような人材になるのが目標です。

石川 :女性の現場進出を増やして、女性目線の意見を取り入れた現場づくりができる所長になりたいですね。

松田 :建設業界は若い世代の力が本当に必要とされていて、自分の頑張りが形になりやすい業界だと思います。現場では先輩や職人さんがサポートしてくれるので、最初は分からないことがあっても大丈夫です。一緒に成長していきましょう!

石川 :ものづくりの楽しさ、達成感をぜひ経験して欲しいです。一緒に頑張りましょう!

ある1日のスケジュール
採用ページに戻る
お問い合わせ
トップへ