現在は、3社JV(共同企業体)の主任技術者として橋梁下部工事に携わっています。仕事で心がけていることは現場作業が止まらないようにすること。次の工事の準備や材料の手配など、常に滞りなく工事が進むように気を配っています。
入社前は、現場監督というのは現場を見て指示を出したり、書類作成が主な業務だと思っていたのですが、実際には測量など体を使って作業することが多く、体力が必要です。最初の頃は分からないことだらけでしたが、現場の職人さんや測量士さんたちに学びながら経験を積んできました。みなさんフレンドリーで優しいです。また、入社後は現場で必要な資格取得にも取り組み、1級土木施工管理技士の資格を取得したので、主任技術者として今の現場を任されています。
やりがいを感じるのは工事が完成した時ですね。印象深いのはやはり初めての現場で、精神的にも体力的にも最も苦労した分、竣工を迎えた時は自分自身の成長とやりがいや喜びを感じたのを今でも覚えています。自分が携わった建造物は、近くを通った時に見に行ったりしますね。土木工事部は、道路や橋など暮らしに欠かせないインフラをつくっていて、県内で重要な建造物や大きなプロジェクトに関われるのは國場組ならではの魅力です。正直、仕事の責任やプレッシャーは大きいですが、それ以上に達成感や成長を感じられる仕事だと思います。
さまざまな現場を経験すればするほど、そこで培った経験や技術が財産となります。例えば、うまくいかない時や想定外のことが起きても、過去の実績からこういう風に対処できるよね、と解決策を導ける。今の現場で学んだことが、次の現場に活かされる。これかも現場経験を積み重ねて知見を増やし、自分自身を成長させていきたいですし、ゆくゆくは現場代理人や所長になるのが目標です。